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ちょっとドキドキ在宅医療 訪問リハ

2025-09-06

衣笠老健から訪問リハで、PTさんと一緒に患者さんの自宅を訪問をしている。たいていの場合、在宅にケアマネさんも来ていて、家族と一緒にサービス担当者会議になる。その会議の前に、患者さんに生活動線にしたがって屋内歩行をしてもらう。場合によっては庭や、玄関先の階段も歩行してもらう。ポイントは、立ち上がり動作、階段や段差の上がり降り、トイレ、お風呂での動作をチェックする。そして屋内での転倒リスク箇所のチェックだ。 先日も25段の玄関前階段があるお宅に、88歳の高齢女性を訪問した。自宅で転倒し、右大腿骨転子部骨折で退院してまもなくの方だ。訪問して、まずは転倒の現場をチェックする。転んだのは寝室から居間にでたところだ。居間の手すりを掴みそこねて転んだ。 右手で居間の手すりに体重をかけたとたん、手すりを掴みそこねてバランスを崩したという。転倒して右腰を床にしたたか打ち付けた。2か月の入院をへて自宅へようやく戻ったところだ。入院前はなんとか自立歩行だったが、入院後は歩行器を使うようになった。でも歩行器で室内移動できるまで回復した。 もともと何事にも前向きな方なので、歩行器を使って室内移動するまでに回復できた。自宅での転倒は実はこれで2回目。前回は居間で尻もちをついて恥骨骨折だった。でもこの2回の骨折から、なんとか回復した。歩行器で室内歩行をしたあと、PTさんやケマネさん、家族のみなさんと拍手を送った。 訪問リハビリは患者さんの生活の場を見ることができる。そしてそのリハビリ効果を目のあたりすることができる。PTさんと一緒に訪問する訪問リハに学びが多い。 社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院グループ理事 よこすか地域包括ケア推進センター長 1949年神奈川県川崎市生まれ。1974年新潟大学医学部卒業、1978年新潟大学大学院医科研究科修了後、国立横浜病院にて外科医師として勤務。同病院在籍中1986年〜1988年まで当時の厚生省の留学制度でニューヨーク州立大学家庭医療学科留学。1988年厚生省関東信越地方医務局指導課長。1990年国立療養所村松病院副院長。1994年国立医療・病院管理研究所医療政策研究部長。1995年国立長野病院副院長。2006年より国際医療福祉大学三田病院副院長・国際医療福祉総合研究所長・同大学大学院教授、2013年4月より国際医療福祉大学大学院教授(医療経営管理分野責任者)、2010年より国際医療福祉大学クリニックで外来診療にも携わる。
武藤正樹

著者

武藤正樹

社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院グループ相談役

社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院グループ理事 よこすか地域包括ケア推進センター長 1949年神奈川県川崎市生まれ。1974年新潟大学医社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院グループ理事 よこすか地域包括ケア推進センター長 1949年神奈川県川崎市生まれ。1974年新潟大学医学部卒業、1978年新潟大学大学院医科研究科修了後、国立横浜病院にて外科医師として勤務。同病院在籍中1986年〜1988年まで当時の厚生省の留学制度でニューヨーク州立大学家庭医療学科留学。1988年厚生省関東信越地方医務局指導課長。1990年国立療養所村松病院副院長。1994年国立医療・病院管理研究所医療政策研究部長。1995年国立長野病院副院長。2006年より国際医療福祉大学三田病院副院長・国際医療福祉総合研究所長・同大学大学院教授、2013年4月より国際医療福祉大学大学院教授(医療経営管理分野責任者)、2010年より国際医療福祉大学クリニックで外来診療にも携わる。

武藤正樹の著書

病院経営MASTER VOL 9.1

病院経営MASTER VOL 9.1

れんけあ広場のコラム「ちょっとどきどき在宅医療」が一冊に!在宅医療の実践物語。

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